【タクシー料金徹底解説!】地域による差も大きい?お得に乗る方法は?
こんにちは!東邦交通です。 日本のタクシーの歴史は、明治時代の1912年から始まり、東京で初めて運行が開始されました。 そこから100年以上続く歴史の中で徐々にタクシーを取り入れる地域も広がり、台数も増加傾向となり、現代ではスマートフォンのアプリで配車ができる画期的なシステムも普及しています。 そんな長いタクシーの歴史ですが、タクシーの料金はその他の交通機関とは大きな違いがあります。 今回はそんなタクシーの料金について、詳しい算出方法や地域ごとの初乗り運賃の差など、私たち東邦交通が細かくご説明します!なお、後半ではタクシーをお得に利用できるコツも解説しますので、ぜひ参考になさってください。 タクシー料金徹底解説! そもそも金額の算出方法は? タクシー乗車時に支払う金額は、「運賃」「料金」の2つに分かれて計算されます。 「運賃」は初乗り運賃・加算運賃の2つに分けられ、加算運賃はさらに3つに分類されています。 ➀距離制運賃・・・走行距離に応じて算出 ➁時間距離併用運賃・・・時間と距離両方で算出(渋滞時などに適用されることが多い) ➂時間制運賃・・・時間のみで算出(観光での利用など) なお、前述の「料金」は予約料金・迎車料金などのことを指しており、タクシーの金額は運賃と料金の組み合わせによって最終的に決定します。 初乗り運賃の地域差 初乗り運賃は、地域によって差があります。関東・東海…などといった地方ごとの差はもちろんのこと、例えば同じ札幌市内でも地区によって多少の差があったりもします。 ここでは、全国の主な都市での初乗り運賃を比べてみてみましょう。なお、この表は都道府県の中の代表的な市における普通車の上限運賃を比較しています。(北海道の場合は札幌A地区など/いずれも2025年5月現在) <引用元:一般財団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会> 初乗り運賃を比較すると、東京(23区)はその他の地域より安い傾向があります。東京が初乗り運賃を値下げしたのは2017年。これには、東京オリンピックに向けて初乗り運賃を国際基準に下げるべきという話があったり、消費者のタクシー利用増加といった狙いがあったりという背景があったそうです。東京の場合は、その他の地方都市に比べて1回あたりの乗車距離が短いものの、初乗り運賃も低めに設定されているため、近距離利用のハードルは下がっているかと思います。 タクシーの追加料金の仕組み 「料金」について少し説明しましたが、ここでは運賃以外に加算される金額について詳しくご紹介します。 ➀深夜・早朝割増 一般的に、22:00~翌朝5:00にかけての時間は2割増しの料金になります。 なお、これは初乗り運賃などには適用されず、距離が2割分短縮されて金額が算出されるという仕組みになります。 ➁迎車料金 自宅や職場など、指定の場所に配車した場合、迎車料金が発生します。これも地域によって差はありますが、だいたい数百円程度となっています。札幌交通圏のタクシー会社では、配車アプリなどの需要増加などの影響もあって、2023年12月から一律200円で迎車料金を導入した所が多くなりました。 ➂待機料金 タクシー利用時に、目的地まで向かう途中でコンビニに寄ってもらったり、予約時間に遅刻してしまったり…という経験のある方は多いかもしれません。そういった待機の時間にも料金が発生します。どれくらいの時間が経過すると待機料金が発生するかは、タクシー会社によって違いますが、だいたいが5~10分くらい経過すると加算が始まります。 なお、札幌圏のタクシーは待機料金が発生するタイミングになってから、1分半ごとに80円という設定になっています。 割引料金もある!? これまでは初乗り運賃や追加料金についてご説明してきましたが、実は割引になる場合もあります。主な割引項目は以下の通りです。 ➀遠距離割引・・・ある一定の金額を超えたら●割引など(地域・会社によって差あり) ➁障がい者割引・・・障がい者手帳の提示で2割引 ➂高齢者割引・・・65歳以上の方は1割引など(地域・会社によって差あり) タクシーのおすすめ活用方法とお得に乗るコツ これまでにご紹介してきた運賃・料金を見て、「タクシーでの移動は高い…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。 でも、お得に乗るコツだってあるんです!以下のようなコツを把握し、ぜひタクシーを有効活用してくださいね。 大人数での利用でお得に! 電車やバスなどの公共交通機関は、1人あたりの乗車料金が発生します。しかし、タクシーの場合は、人数ではなく時間や距離で金額を計算しているので、人数が多ければ多いほど、1人あたりの利用料は安くなるというメリットがあります。 普通車の場合は大人4名までですが、アルファードなど大人数用の車種を持っている会社に依頼すれば、より多くの人数での利用が可能になります。 観光などで利用の場合は定額がおすすめ! 前項で説明した“時間制運賃”を採用しているのは、観光タクシーや商談・挨拶回りに利用する際などです。距離での計算はせずに、何時〜何時で貸切利用、という形になります。この場合のタクシー料金も地域や会社によって差があるので、事前に問い合わせてみると良いでしょう。 なお、空港からの移動の際にお得な「空港定額タクシー」もおすすめです!自宅や職場から空港に向かう際、空港から帰ってくる際に利用できるサービスで、全国の空港で広く利用されています。新千歳空港でも利用可能で、タクシー会社によって金額は多少異なりますが、例えば私たち東邦交通をご利用いただいた場合は、札幌中心部~新千歳空港間で11,000円の定額となっています。 注意点としては、空港定額タクシーの場合はアプリ配車不可で、乗車時に乗務員に定額利用と伝えていただくとスムーズです。 アプリのクーポンなども活用しよう! 一昔前までのタクシー利用方法といえば、流しのタクシーを手をあげて捕まえるか、電話による事前予約がほとんどでした。しかし、スマートフォンが普及した現代では、専用アプリによる配車が可能になり、利用のハードルも下がって使いやすくなったといわれています。 アプリでは、初回利用や友達紹介などでクーポンが発行されるので、通常のタクシー利用よりもかなりお得に乗車できる場合も多くなっています。上手にアプリも使いこなしましょう! 一緒に働くドライバーを募集しています! 私たち東邦交通では、タクシードライバーを常時募集しています! 応募資格は、運転免許証のみです!未経験からこの世界に飛び込んだ方も多く、私たち東邦交通でも20代のドライバーなど若い方もどんどん増えています。ドライバーに必要な二種免許については、入社後に取得制度があり、給料が発生した状態で自動車学校に通って取得を目指せるので、ご安心ください。 接客が好きな方、プライベートの時間とのバランスも大切にしたい方、とにかく稼ぎたい方、運転が好きな方…どんな理由でもOKです!昔のタクシードライバーは「大変・稼げない」などといったマイナスイメージを持たれてきましたが、今は全く違います!入社したてでも自分の努力次第で収入をアップさせることも可能ですし、一般の会社員などに比べると時間に融通がきく、自由な働き方も選択できます。 まずはお気軽に、お問い合わせをお待ちしています♪