3年ぶりの開幕!さっぽろ雪まつり
2月も北海道の冬のイベントは目白押しですが、今回は最も有名と言っても過言ではない「さっぽろ雪まつり」をご紹介します。 例年2月上旬に開催されますが、2022年と2021年はコロナウイルスの影響で中止(オンラインでの開催)となってしまいました。 そんな中、今年2023年は3年ぶりの会場での開催となります!待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。 「さっぽろ雪まつり」は国内でもトップクラスの知名度がありますが、中国のハルビン氷まつり、カナダのケベックウィンターカーニバルと並び、”世界三大雪祭り”の一つでもあるんです。 ちなみに「さっぽろ雪まつり」は、「十日町雪まつり(新潟)」「南魚沼市雪まつり(新潟)」と並んで、”日本三大雪祭り”にも選ばれています。 世界でも日本でも、三大雪祭りに選ばれているさっぽろ雪まつり、その魅力をたっぷりとご紹介します。 さっぽろ雪まつりは、1950年に地元の中学生・高校生が6つの雪像を展示した第1回から始まり、2023年で73回目を迎える歴史ある冬の祭典です。 毎年多くの観光客が訪れ、特に2010年以降は、例年およそ250万人もの人が来場しているそうです。 メインとなる大通会場では、およそ100基もの大小さまざまな雪像が立ち並び、訪れた人々を魅了してくれます。 迫力満点の大雪像は、1基あたりトラック約600台分もの雪が使われているんだとか…! この大雪像たちは雪まつりの目玉でもありますが、昼と夜で違った表情を見せてくれるのも特徴です。 昼は太陽に照らされ、少し水色っぽく見えるような雪像ですが、暗くなるとそれぞれの雪像がライトアップされ、幻想的な姿に生まれ変わります。 また、2013年には雪像をスクリーンにして、プロジェクションマッピングを投影するというものを実施し、今でも人気ポイントの一つになっています。 なお、見どころは大雪像だけでなく、9丁目と12丁目の会場には、市民雪像が並び、今年度話題になった人物や子供たちに人気のキャラクターなど、さまざまな雪像が並べられます。 さらに、すすきの会場には、およそ60基の氷像が並び、大通会場とは違った風景を楽しむことができます。 今年2023年はにぎわうことが予想されるさっぽろ雪まつり。 屋外のイベントなので、防寒対策をバッチリ行って、美しい雪の彫刻立ちを存分に楽しんでください。