春限定の花のじゅうたん:東藻琴
桜も徐々に開花や満開を迎え、春本番の陽気も時折感じられる北海道。今回も、春の時期に魅力溢れる花の名所の一つをご紹介します。 オホーツク海側、網走地方の大空町にある、「ひがしもこと芝桜公園」です。 芝桜は、北アメリカが原産の多年草で、茎が芝のように大地に広がり、桜に似たピンクの花を咲かせることからその名前が付けられたそうです。 日光がとても好きな芝桜は、園芸初心者でも比較的簡単に育てることができることでも知られています。 今では芝桜の名所として有名なひがしもこと芝桜公園ですが、その始まりは1977年。 花好きだった一人の農家さんが株を植え始め、年を重ねるごとに少しずつ植える面積が増えていきます。 およそ8年もかかって広い大地に咲き誇る芝桜の景色が完成したそうです。 その後、2009年に芝桜公園が再整備され、10ヘクタールもの敷地に広がり、今のような素晴らしい景観の芝桜公園となりました。 広大な敷地に植えられた芝桜は非常に色鮮やかで「まさに眼福だ」と感動する人も多いそうです。 また、花を楽しむだけにとどまらず、敷地内には日帰り温泉や足湯があり、歩き疲れた体を癒すこともできます。 売店や食堂もあるため、鮮やかな芝桜を見ながらランチをしたりお茶をするという楽しみ方もできるそう。 さらに、釣り堀やゴーカートコースも設置され、小さいお子さんも満足できるような魅力いっぱいのスポットとなっています。 日帰り温泉など有料の施設もあるため、あらかじめ調べておくとスムーズに行動できそうです。 芝桜公園の見頃は、例年5月上旬から6月上旬にかけてですが、今年は3月から4月前半にかけての気温がかなり高かったため、もしかしたら例年より早く見頃を迎えるかもしれません。 ひがしもこと芝桜公園の公式HPには、毎日の状況が写真とともにアップされていますので、確認しつつお出かけの計画を立てると良いかもしれません。 一面がピンク色に染まる花の絨毯を、ぜひ見に行ってみては。