夏の終わりを彩る花火:釧路
立秋を過ぎて暦の上では秋となり、北海道の短い夏も終わりが見えてきたように思います。 とはいえ、まだまだ夏のイベントは残っていますし、夏を楽しむ期間も残されていますよね。 夏といえば花火、ということで、今回も花火大会のある地域をご紹介します。 新釧路川付近の公園で開催される「釧新(せんしん)花火大会」は、今年で第62回目となる、歴史ある花火大会です。 昭和34年に釧路市戸鳥取町の合併10周年を記念して開催されたことがきっかけとなり、今では地元の方はもちろん、市外からも多くの人が訪れる、夏の大きなイベントとして親しまれています。 新釧路川の河川敷から約8000発もの花火が打ち上げられる釧新花火大会ですが、なんといっても見どころは「ナイアガラ」です! ナイアガラとは、会場の長さを活かし、約600mもの幅で打ち上げられる花火のことを指します。 2022年は、釧路市制100周年の節目であること、そしてコロナ禍からの復興再生を願い、通常よりのナイアガラよりも長い全長1000mにも及ぶ「ナイアガラ瀑布」を大会の目玉として開催されるそうです! 通常でも大迫力で圧巻ですが、今年2022年はさらにパワーアップして帰ってきました!感動的な夜になること、間違いなしです。 また、釧新花火大会は川沿いで開催するので、新釧路川の水面に花火が映し出され、映った花火を楽しむことができるというのも特徴です。 ナイアガラだけではなく、スターマインや早打ち、音楽花火など、ボリュームのある構成になっており、見る人を全く飽きさせません。 釧新花火大会は、新型コロナウイルスの影響で2021年、2020年と2年連続で中止となってしまい、バーチャル花火大会なるものを開催するなど、我慢の年が続きましたが、2022年は3年ぶりの開催が8月16日に決定しました。 なお、当日は交通規制がかかり、会場には駐車場はないとのこと。来場する際は、シャトルバスの利用をすすめているそうです。 釧路の夏の終わりを彩る花火大会、ぜひ見に行ってみては。 会場に行けないという方向けに、釧路新聞の公式YouTubeチャンネルで、生配信もあるそうです。 直接見ることができなくでも、画面から伝わる音と光の迫力に圧倒されるはず。ぜひご覧ください!












