春限定の絶景の桜トンネル(浦河町)
いよいよ北海道にも桜の便りが届き始める頃になってきました。 花粉との戦いで大変という方も多いかもしれませんが、やはり春は少しウキウキしてしまいますよね。 そんな中、今回ご紹介する桜スポットはこちら! 日高管内の浦河町にある、「優駿さくらロード」です。 優駿の里公園の入り口からおよそ3kmにも渡って、桜の木が植えられています。 本州の方の桜のイメージといえば、大多数が「ソメイヨシノ」と答えるかもしれませんが、ここ北海道ではどちらかというと「エゾヤマザクラ」の方が見かける機会が多いかもしれません。(場所にもよりますが…) このエゾヤマザクラは、寒さに強い種で、ソメイヨシノより寿命が長いとされています。 ソメイヨシノは白に近いような薄いピンクが特徴的ですが、エゾヤマザクラはそれよりも濃いピンク色をしています。 浦河町の優駿さくらロードには、道路を挟んだ両脇に約1000本ものエゾヤマザクラが植えられており、開花や満開の時期になると、まるで桜のトンネルのようになります。 車で通っただけでも、圧巻の風景であること、間違いなし!です。 なお、「優駿さくらロード」という名前は平成16年に町民から名前を募集し、決められたそうです。 優駿、とあるように、浦河町を含む日高管内は、全国的にも有名な競走馬の産地でもあります。 日高管内だけでも、全国の競走馬の生産数のおよそ8割を占めているそうです。 特に競馬ファンの方や動物が好きな方は、桜が目的というよりは馬や広大な敷地の牧場を見に行く目的という方も多くいると思いますが、特にこの時期は桜も馬もどちらも見ることができて、なんだかおトクな感じがしますよね。笑 そんな優駿さくらロードの見頃は、例年5月上旬から中旬にかけて。 ただ、今年は去年ほどではないものの、全国的に桜の開花や満開が平年より早めとなっています。 道内での桜の見頃も、いつもより少し早い時期になるかもしれません。 お花見などに行く際は、事前に目的地の桜の様子などを調べてから行くと良さそうです。 なお、今年は5月3日~4日にかけての大型連休期間に「浦河桜まつり」が開催されるようです。 第55回目となるこのイベントは、コロナの影響で今年は3年ぶりの開催となります。 感染対策を万全に行った上で、桜と優駿さくらロードと桜まつり、見どころいっぱいの浦河を満喫したいですね。