道内のラベンダースポット
北海道でラベンダーを見るなら「富良野」を思い浮かべる方が大半かと思います。 でも、富良野に行くには札幌から車で高速を使っても2時間以上と 結構時間がかかってしまいます。 そこで、今回は札幌市内で楽しめるラベンダースポットをご紹介します! その場所は、札幌市中央区にある「幌身峠」です。 1987年に植えられた約120株ものラベンダーが、現在では約5000株にも増え 一面を紫色に染め上げます。 この紫色のじゅうたんの向こうには、札幌の街並みが広がり・・・ 市内にいながら北海道ならではの絶景を楽しむことができます。 実は、ラベンダー発祥の地が札幌だってこと、知っていましたか? 1940年に、ラベンダーの栽培に北海道が適していることがわかり 札幌市南沢に香料原料としてラベンダーを植えたことが始まり。 その後日本で初めて、蒸留によるラベンダーオイルの抽出に成功しました。 そして1953年には富良野や後志地方などにもラベンダーの栽培が広がったという歴史があります。 普段はラベンダー園でラベンダーの刈り取り体験や販売を行っており 思い出をラベンダーの甘い香りをともに持ち帰ることもできます。 ただ、今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で こちらの体験や販売は中止しているそうです。来年以降の楽しみ、ですね。 ただ、峠のラベンダーを見ることは可能なので、ぜひ北海道らしい風景を楽しんでください。 ちなみに、幌見峠のラベンダー園の見頃は、7月上旬から7月末にかけてだそうです。 これからの時期は、ドライブがてら訪れるのもいいかもしれません。 また、幌身峠は夜景スポットとしても人気で、駐車場に車を停めたまま 眼下に広がる夜景を楽しむことができます。 展望駐車場は、今年は4月から11月頃までは夜景を楽しむスポットとして営業しているそうです。 特に7月までは、昼はラベンダー、夜は夜景と いつ訪れても北海道の景色を楽しむことができるので、おすすめです。 撮影場所:札幌市・幌見峠