春紅葉という言葉を知っていますか?紅葉といえば秋のイメージの方がほとんどだと思いますが、実は春紅葉は、北海道含め北日本を中心に、しばしば聞かれる言葉でもあります。その名の通り、春の時期に、秋の紅葉のような色に染まった木々が見られること。秋の紅葉の仕組みは、簡単に説明すると秋になり気温が下がることによって光合成があまりできずに、葉っぱに栄養がいかなくなることで、クロロフィルという葉の緑色の色素が分解され、黄色や赤の色素が出てくることによって葉が赤や黄色になるのです。では、春紅葉の仕組みとは?これは、春の短い新緑の季節にだけ起きる現象で、光合成が本格的に働くよう…