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青空に舞う鯉のぼり:定山渓

2021.04.12 観光ブログ

2021.04.12 定山渓01 2021.04.12 定山渓02 2021.04.12 定山渓03

雪解けも進み、北海道でも春の陽気となる日が増えてきました。
春らしいイベントとして今回ご紹介するのは、定山渓温泉「渓流鯉のぼり」です。

今年で35回目を迎える「渓流鯉のぼり」は、毎年4月から5月にかけて行われ、定山渓温泉の
空にたくさんの鯉のぼりが風に揺られて泳ぐ姿を見られる、この時期ならではのイベントです。

鯉のぼりの数は例年およそ400匹。大きさも色もさまざまですが、その理由は、家庭や職場など
で不要になった鯉のぼりの提供を募集しているからなんです。
今年の鯉のぼりの募集はもう終了してしまいましたが、毎年3月には不要になった
鯉のぼりの募集を行うので、来年以降参加してみてはいかがでしょう。

自分たちの思い入れのある鯉のぼりたちが、一斉に定山渓温泉の空を舞う姿は、家庭や職場などで
飾っていた時とまた違った感動があるはず。
自分たちが提供した鯉のぼりを探す、というのも楽しみ方の1つになるかもしれませんね。

さて、日本では古くからこどもの日には鯉のぼりを飾る、とされていますが、
なぜ鯉のぼりなんでしょうか。

日本で鯉のぼりが普及したのは江戸時代。
端午の節句に「のぼり」を飾る風習から、鯉のぼりを飾るようになったといわれています。
自分の家に男の子が誕生したと天の神に告げ「この子を守ってください」という願いを込めて
空に掲げるのです。昔は男の子のための風習でしたが、今では女の子のいる家庭でも
鯉のぼりを泳がせることも多くあるそうです。

鯉のぼりが空を舞う5月上旬にかけては、北海道ではちょうど桜の季節にあたります。
定山渓で舞う鯉たちと、桜とのコントラストは、桜の季節が遅めに来る北海道でしか
味わえないものかもしれませんね。
天気が良く晴れていれば、桜のピンク色と、澄んだ青空、そして色とりどりの鯉のぼり…
と、鮮やかな景色を見ることができるかもしれません。

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